Out Of My Memory

雨垂れ石を穿つ

安く家を買いたかったので、学んだことを記載する。

戸建てを買って色々学んだことがあるので記載。 ある程度本は読んだが、能力が足りず、削れるところを削り切れなかった。 家を買うというのは一生に1回あるかないかレベルの事で、正直学んでも次に生かすことができないので、 今後、家を買う人のためになればと思ってポイントを絞って共有する。(仲介業者のためには全くためにならない記事)

家を買う時に掛る大きな出費は以下の通り(家具だとかは除く)。でそれぞれの抑え方について記載。

  • 不動産仲介手数料(物件価格×3% + 6万)×消費税を上限  ⇒ 売主から直接買える場合は除く
  • ローンの金利
  • 登記手数料(40万ちょいかかった)

●不動産仲介手数料
買い手と売り手をマッチングさせてもらう。買い手側からの仲介手数料は上限が定められているが0円でも問題ない。
買いたい家が決まったら、検討しますと行って、そそくさと家に帰って買い手からの仲介手数料が0円の仲介業者に電話するといい。もちろんその時には、手元に一括で買える資金があるか、ローンの事前審査が終わっており、購入できる可能性が十分にあることを仲介業者にアピールする必要がある。
売主から直接買えれば特に気にする必要はないので、ダメもとでも調べてみると良い。

●ローンの金利
将来にわたって発生するので記載した。こちらは複数の銀行に事前審査を通して、通った銀行同士で競わせるのがいい。
例えば事前審査の結果、A銀行はX万円の融資を1%で通って、B銀行はX万円の融資を1.1%で通ったとする。B銀行にA銀行から1.0%と言われたと伝えてもう少し頑張れないか聞いてみる。
ただし、その後A銀行にも電話して...とやるとこちらの信用がなくなり窓口の人が取り合ってくれない可能性があるため本当に1回程度にしておいた方がよいと付け加えておく。
ローン窓口の人はノルマこなしてなんぼなので、少しは頑張ってくれるだろう。
仲介業者はローンの提携先があるだのなんだの言ってくるが、銀行が見ているのは借手がお金を返せるかだけであり、仲介業者は何でもない。自分で銀行同士で相見積もりして交渉する以外ない。
変動金利の場合は、ローン融資手数料が結構取られるので、実質金利はもっと上がるのでそれも考慮して変動・固定を決めてほしい。

●登記手数料
40万くらいかかるが、代行手数料なので自分で行うこともできる。売主との重要事項説明の段階で、登記は指定する行政書士で行えという所もあるので、できる場合は調べて頑張ってもよい。ただ、かなりめんどいらしいので、登記のやり方は調べてみることをお勧めする。

●最後に 複数人の不動産仲介人とやり取りしたが、大体は「買い手の都合の良い事を言って、家を買わせる噓つきタクシー運転手」のようなものだった。彼らは家を買わせて仲介手数料を取るのが仕事で、買い手の都合や面倒臭いことは行わない。
お金をかけたくないなら自分で家を探し、ローン事前審査をし、相見積もりを取り、買い手からの仲介手数料が0円の所に電話して家を買うのがいい。
彼らの頑張ったは、買い手が同じ立場なら行うレベル感の事はしない。あくまで買わせて仲介手数料をとるのが彼らの仕事。